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History
五十嵐写真店 歴史
五十嵐写真店は1884年創業の日本を代表する本格的ポートレート写真館です。
創業者・五十嵐與七は1905年ニューヨークの五番街に初めて自分の写真館を創立しました。
明治時代の終焉と共に彼は帰国し、東京の新橋名門・江木写真店で働き始めました。
五十嵐の顧客は、皇室・政治家・作家等当時の日本の歴史に名を残す錚々たる顔ぶれでした。
1944年、「五十嵐写真店」という名で東京の中心・丸の内に開業しました。以来、半世紀にわたり写真業界の特に肖像写真のプロとして君臨し続け、五十嵐および門下生は数々の賞を受賞しました。
1960年代初頭には当時としては画期的な、女性カメラマンからなるスナップショット部門を設立。「よりよい笑顔を捉えるために」適任とされた多数の女性が第一線で活躍しました。また、国内初の印画紙メーカーを創設、撮影用照明機材の開発にも携わるなど、撮影以外の領域でも総合的に写真業界に寄与し、その業界への貢献度から紫綬褒章を受章しました。戦後、東京はめざましい発展を遂げ都心部に多くのホテル、ホール、百貨店ができました。我々はそれらのテナントとして数々の支店を持ち、数々の歴史的場面を撮影して参りました。
創始者・五十嵐與七は他界しましたが、彼の精神は今日のスタッフに受け継がれ、婚礼撮影や大企業のレセプション撮影を請け負う企業までに成長し現在に至ります。
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